【観劇ネタバレ感想】ミュージカル「ピピン」in名古屋を観劇して思うことつらつら

趣味

ミュージカルピピンを先日観に行ってきました。

もともと城田優さんが大好きで、今年楽しみにしていた舞台のひとつ!嬉しいことに名古屋公演もあるということでそれはもう是非行かなければと思っていたのでした。

2015年には本場ブロードウェイからの来日公演がありましたが、さすがに出産予定中の身で準備に追われ、はるばる東京まで行く勇気もなく、泣く泣く見過ごした作品。

今回ようやく初見となります!

そして改装後の愛知県芸術劇場に入るのも今回が初めて。その点でも楽しみでありました。1階席の前方にご縁があり、かなり見やすい席でした。傾斜もきちんとあるのか、前の方の頭は全然気にならなかったです!

それでは自分の備忘録も兼ねた観劇感想を書きたいと思います。

以下敬称略でいかせていただきます

ミュージカルピピンの基本情報と主なキャストとスタッフ

上演時間

上演時間は2時間45分
1幕:80分
休憩:20分
2幕:65分

遠征する方は参考にしてください。

キャスト

ピピン:城田優
リーディングプレイヤー:クリスタル・ケイ
チャールズ:今井清隆
ファストラーダ:霧矢大夢
キャサリン:宮澤エマ
ルイス:岡田亮輔
バーサ:中尾ミエ
テオ:日暮誠志朗

バーサとテオはダブルキャストでした。私が見たのは上記キャスト。

スタッフ

脚本:ロジャー・O・ハーソン
作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ
演出:ダイアン・パウルス
振付:チェット・ウォーカー
サーカス・クリエーション:ジプシー・スナイダー
※上記はブロードウェイオリジナルスタッフであり、来日スタッフとは異なります。

ミュージカルピピンの映像ムービー

迫力ある映像が公開されています。

ミュージカルピピンの感想:最高のエンターテインメントショーのようなミュージカルだった!

今回のミュージカルは2013年版の新演出版ですが、私は、旧演出版(1981年舞台)の映像を見たことがあります。

しかし、その内容の難解さ?にあまり面白いとは思いませんでした。

多分今回、城田優さんなどの好きなキャストが出ていなければ、スルーしていたかもしれないほど。

そんな私ですが、今回のピピン、結果としては観れて良かったなというのが率直な感想。

ピュアな役が似合いまくる城田優

まずは観れて良かったなと思った何よりの理由そのイチ。

城田優のピュアさが私大好きだっていうこと。

城田優が好きと言っておきながら、出演作品、特にテレビの方はあまり網羅しておりません。そんなゆるいファンではありますが、城田優のピュアな役どころが実は大好き!!

ロミジュリやファントムが筆頭にあがるのですが、今回はまた輪をかけてピュア!

高い身長にもかかわらず少年のあどけなさを残した青年役、美味しすぎやしませんか…。特におばあちゃんのところにいた時の城田優の可愛らしさ!!!頭をなでなでしたい衝動を抑えがたい可愛らしさ、たまらなかった…。

サーカスが2度美味しい

サーカスと融合した演出。ピピン新演出版の最高に良いところです。

物語としては飲み込みにくいのですが、サーカスがあるおかげで最後まで楽しめる。そんな感じです。

これでもかと肉体美を堪能し、たくさんのサーカス技を観られるのは面白かったです。ところどころマジックが挟まるのも良い!

観客を巻き込んでの舞台は賛否分かれるところで、私自身もそこまで得意ではないのだけど
テンションが上がるのも本当だなと思いました。

そして楽しいだけじゃなく、不気味な感じがするのもまた雰囲気に合っている気がしました。ピエロの顔や柔らかすぎる肉体などは異様な雰囲気を感じたし、楽しい!とちょっと怖い!が混ざっているのはまさにピピンの舞台。

リーディングプレイヤーの存在そのもの。

リーディングプレイヤーたちのダンス

ブロードウェイで大ヒットした『FOSSE』の振付を手掛けたチェット・ウォーカーが、ボブ・フォッシーの振付を元にフォッシー・スタイルで振付を行います。
独特な振付と、『ピピン』の代名詞とも言える「マンソン・トリオ」はボブ・フォッシーの振付を忠実に再現しています。
<公式HPより>

マンソン・トリオは杖や帽子をかぶって3人で踊るところかなと思います。

こちらは旧演出版のリーディングプレイヤーが男性バージョン。

フォッシーの独特なダンス、ステップは観ていて面白い!

手と腰に特徴を感じますが、普段絶対にしないような動きに宇宙人でも見るかのような不思議な感覚を覚えます。そしてじわじわとクセになっていく。気づいたら時間がたっていたというような感触。不思議だな~面白いな~。

リーディングプレイヤーが男性から女性に変わりましたが、これもすごく合っている気がします。

どのキャラクターも愛しいキャストたち

城田優については冒頭に述べた通り。

他に好きなキャラクターでいうと、おばあちゃんのバーサ!

お茶目でキュートな性格に充分笑わせてもらい、ぐっと舞台に引き込んでくれました!アクロバティックなサーカスも披露してくれて本当に楽しそう。人生は楽しんだもの勝ち!を、体現してくれたように感じました。

私もこんなおばあちゃんになりたい!

宙づりアクロバティックはおばあちゃんもすごかったですが、相方の人もすごかった。血が頭の方に上っているのが、上半身がどんどんピンクに染まっていくのでよくわかった。すごくハラハラしました。終わった後は大歓声。

今井清隆さんは久しぶりに見る大好きな俳優さん。目元に歳を感じ始めた気がしましたが、相変わらずいい声していました。大好き。

キャサリン役の前澤エマさんはどこかで見た覚えがあるけど思い出せない。すごく可愛かった!ピピンとのベッドシーンが大好き!ベッドわきのダンサーと相まってめちゃくちゃ笑いました。

そして絶対忘れてはならないクリスタル・ケイさん。私はあまり存じ上げないのだけど迫力満点!!!存在感が半端ない。歌ももちろん上手なのだけど、ダンスは肉体美に釘付けでした。二の腕とお尻なんかムッキムキだよ!かっこいいいい!!!!

そしてエンディングの終わり方

人生にやりがい、何かできることがある筈と探し続けたピピンは、身近な地味な場所に幸せがあることに気づく。
キャサリンと一緒に舞台をはけていくのだが、後ろについてきていた息子テオは立ち止まり、ひとり遊び始める。
近寄るリーディングプレイヤー達に囲まれ、サーカスのブランコに揺られ始めるテオ。

私が知っていたピピンでは、最後ピピンとキャサリンで終わりますが今回息子のテオで終わります。

これがもう後味を残しまくり!!!!!悪いのでもなく良いのでもなく、ざわりとさせられました。

自分には何かできることがある筈なんだと探してしまう誰もが通る道。次はテオの番ということみたいなのですが、あれだけピピンが苦しんだあとなのでやるせなさを感じてしまう。でもどれだけ周りの人を見て学んでいたとしても結局、人は繰り返すものだとも思うともどかしさも感じてしまったり。

この終わり方を知ると、ピピンで終わるのは何ともゆるい終わり方に感じます。

私自身はもう年若くもなく、エンディング後のピピンのような心境なのですが、子どもが今から自分探しを始めると思うと、あのエンディングはドキっとさせられました。

ミュージカルピピンを観終わって

話の内容はやっぱり私には取っつきにくくて難解なんですが、サーカスと城田優でとても楽しめました。

ストーリーらしいものがないのも取っつきにくさの一因かな?

でも観れて良かったです!心からそう思います!

劇場には誰もがピピンになれるパネルの設置がありました。お試しあれ!

トニー賞に輝いたトロフィーも!

今年のトニー賞については興味がある方はこちらからどうぞ>>>
【2019年第73回トニー賞結果】年に1度のミュージカルのお祭り!その結果は?

 

ミュージカル ピピン
【公式HP】
そしてミュージカルが好きな方は入っておいて損はないWOWOW!!

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