愛媛県内子町に家族旅行に行きました!
到着したのがまさにお昼時の12時頃。
まずはお腹を満たそうと、以前から行きたいとチェックしていたお店に伺いました。
お店の名前は「下芳我邸」
登録有形文化財に指定された築140年という商家を改築したお店です。
そんな趣のあるお蕎麦屋さんでどんなお蕎麦が食べられるのか、写真もたっぷりにご紹介したいと思います!
内子町そば処「下芳我邸」に行ってきました
場所は、江戸や明治の面影を残す町家や屋敷が建ち並ぶ八日市・護国地区の近く。
町全体が歴史的な雰囲気を残す中、そのお店はありました。
情感たっぷりな佇まい。
昔は1つの建築だったものが、今は2つか3つに分かれてお店が経営されています。下芳我邸はそのひとつ。
私たちは車で行きましたが、駐車場はお店に向かって左側にありました。
ワクワクしながら入り口のドアを開けます。
内子町そば処「下芳我邸」の人気メニューはこちら
気になるランチメニューをまずはご紹介。
こちらは絶対食べたいと思っていた「野遊び弁当」
お蕎麦に天ぷら、おにぎり、おつけもの、こんにゃくのお刺身、小鉢が付いたものです。
天ぷらはサクサク!タレがかかっておりました。
おにぎりはおかかの佃煮です。
小鉢は鶏の手羽中とお野菜の煮物。鶏がこってりと甘辛くとても美味しかったです。
内子町というより、愛媛県は甘めの味付けなんだとか。納得の煮物でした!
こんにゃくはお醤油をかけてもさっぱりとしており、一緒に出された七味をかけるとグンといっそう美味しかったです。
デザートも付いて1500円ほど。おすすめのランチをかなり堪能!
夫さんはこちらの大根そばを注文。
大きな天ぷらが目をひきます。大根そばということで、大根の細切りがお蕎麦に紛れて入っていました。
さっぱりとして美味しかったです。
こちらも嬉しいデザート付き。
わが家には4歳の子どもがいるのですが、幸いそばアレルギーはなく、私たちのものから取り分けたりました。それでも心もとないかなと、こちらのおにぎりを注文。天かすとこんぶのおにぎり(だったかな?)
これが中身がぷちぷちサクサクしていて本当に美味しかったです。

子どもは長旅の疲れからかご機嫌が少し傾いておりごはんもそこそこでしたけど…!
内子町そば処「下芳我邸」のロマンあふれる歴史的建築
ごはんを食べていると、スタッフの方が下芳我邸について説明しに来てくれました。お店のスタッフというより、観光センターのスタッフといった感じでしょうか。
この建築がどんなお家の方に建てられたのか、現在はどう使われているのかなど、結構興味深いお話です。
ごはんを食べ終わった後は建物を少しだけ見学。
ランチの遅い時間ということでもうほぼお客はいなかったことと、私たち夫婦はわりと建築が好きなんです。
こちらが私たちの座ったテーブル。
畳ですが、椅子席になっており大変楽でありがたかったです。
こちらはお店の入り口入ったところの土間。
現在はひとり客用に大きなテーブルが置かれています。右側には雑貨がいろいろ並べられていました。
お隣の座敷は畳に直に座るタイプ。
こちらは広い空間が作ってあり、お庭もよく見えて雰囲気がとても良かったです。
色んなタイプの席がありました。客層は地元客もいらっしゃるようでしたが、大半が観光客のように感じました。
壁や床の間など、古いインテリアが置いてあり今はもうない田舎の家を思い出します。
お手洗いに行く場合はこの座敷から外の廊下に出て、突き当りにあります。元は女中さん達のお部屋だったとのこと。興味深い…。
内子町そば処「下芳我邸」の2階はギャラリー
2階もどうぞご覧になってくださいと声をかけていただき、上がってみるとギャラリーになっていました。
所せましと色んなものが置いてあります。ジャンルも多岐に渡っており、見るのが忙しいくらい。
キョロキョロと見ているとごはん中に説明に来てくれたスタッフさんが、下芳我邸の床の間について説明してくれました。部屋の左右に床の間がある珍しい部屋の説明は面白かったので、是非現地で聞いてみてください。
内子町そば処「下芳我邸」は内子町に言ったら是非行って欲しいお蕎麦屋さん
お蕎麦も美味しく、建築も素晴らしかった「下芳我邸」
もうひとつ付け加えたいのは、お店の方やスタッフさんのあたたかさ。
内子町について早々の私たちは、情報も少なくて右往左往していたのですが、すごく親切にいろいろと教えてくださいました。娘にもすごく優しくて、このお蕎麦屋さんだけでまず内子町が大好きになりましたよ。
内子町に着いたら、是非立ち寄って欲しいお蕎麦屋さんです!
コメント