愛媛県内子町に家族旅行に行きました!
訪れてみたかった目的のひとつ、内子座の見学がかなり楽しかったので記事にしたいと思います。
これは劇場好きの方は絶対に訪れるべき、観光スポットです。
中が見学できるのですが、こんなに自由に見ていいの?と思うくらいのんびりさせていただきました。
私が内子座を訪れたかった理由は、初めての展示会に出展した作品の題材となったからです。
そのあたりのお話はこちらの記事にまとめてますのでお時間あればぜひ!>>>「初めての展示会に出展します!「いちげ♨温泉展」に向けての制作秘話(笑)」
愛媛県内子町の内子座に行ってきました!
歴史的町並みが残る地区の一角に内子座はありました。
ちょっと奥まっていたのが意外。こちらのオブジェが目印になるかと思います。
道を入っていくとありました!内子座!!
堂々とした佇まい。
雰囲気も抜群だと思いませんか。
大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝い創建された内子座。木造2階建ての瓦葺き入母屋作り、純和風様式の本格的な芝居小屋として建設されました。回り舞台や花道、桝席、楽屋などがあり当時の建築技術の粋が集められた建造物です。<内子町公式観光サイトより>
現在は、夏に行われる文楽で有名なのだそう。
こんな歴史的な建築で見られる文楽はさぞ見ごたえがありそうですね。
正面中央屋根に、出展した絵の題材にした招き狐がいます。
訪れてみて驚いたのですが、私は狐は1匹だと思い込んでいたのですが2匹いたようです。
どうしてそんな勘違いがあったのか。
資料としてネットで探しまくった狐の写真がいつも1匹しかいなかったせいかなと思うのですが、実際目にすることの大切さを感じました。
愛媛県内子町の内子座には見学ツアーがある
中に入ると、スタッフさんの見学ツアーがありました。
現在どんな使われ方をしているのか。
内子座の舞台装置や装飾、建築について。
訪れた有名人の話など。
どれも興味深いお話でした。
こちらが座席。
ひとマスいくらで販売されているらしく、ひとりで座っても数人で座っても同じ値段。おもしろい!
マックス6人が座れるそう。
結構狭い。
古い建物なのに、舞台に向かってきちんと傾斜が付いていることに感動しました。
正面向かって右側。
柱前の少し小高い座席は株主優待席。
正面向かって左側には花道がありました。
花道は歩いてはいけないかなと遠慮していたら、どうぞどうぞと歩かせてもらえました。
ところどころで舞台の仕掛けの説明もあります。
舞台上には、廻り舞台や迫りの説明などが。

レミゼラブルができそう!
舞台から客席を見るとこんな感じ。
窓にはガラスがはめられていることや、当時はシャンデリヤがあったことなど、当時は前衛的な建物であったと説明してもらいました。
内子座には法被があり、着せていただくことも可能です。
これを来て、和傘を差して、記念撮影をしまくりました。
最高の思い出!
舞台下の奈落の見学もできます。
狭い階段を降りていくワクワク感。
説明看板を読むと、奈落自体は古いものではない様子。
下から舞台装置を見られるのは興味深かったです。
2階席の見学もしました!
手すりが低くて、子どもが近くを走ると落ちてしまうのではないかとヒヤヒヤ。
しかし、最近の劇場は手すりが視界の妨げになっていることが多いのでこの低さは見やすそうで羨ましかったです。
愛媛県内子町の内子座は最高の観光スポット
最初は、子どももいるしそんなに長くは見ていられないだろうと、諦め気味で行きました。
しかし雰囲気の良さや、客席のアスレッチク感(?)など子どもは気に入ったのか、愚図ることなく一緒に堪能してくれました。
法被を着て舞台で踊る最高の動画なんかも撮れたりしたのは嬉しかったです。
大切に守られた思いの詰まった劇場という感じで、とても居心地が良かったです。
内子町観光には是非おすすめしたいスポットです。
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